Red Hat Enterprise Linux AS (Nahant .8)

この CD-ROM の収録内容は Copyright © 1995-2005 Red Hat, Inc. と その他の著作権に帰属します。ディストリビューション規定については、 各ソースパッケージ内のそれぞれの著作権をご覧ください。 Red Hat, Inc. の著作権を持つツールのディストリビューション規定については、 EULA ファイルをご覧ください。

Red Hat と RPM は Red Hat, Inc. の登録商標です。


ディレクトリ構成

Red Hat Enterprise Linux は、インストール CD-ROM 及びソースコード CD-ROM から構成される複数の CD-ROM で配給されます。

1 番目のインストール CD は、ほとんどの最近のシステムで直接インストールをブートできるようになっており、以下のディレクトリ構成になっています(/media/cdrom は CD-ROM のマウントポイントです):


/media/cdrom
  |----> RedHat
  |        |----> RPMS         -- バイナリパッケージ
  |        `----> base         -- インストール工程で使用する本リリースの
  |                               Red Hat Enterprise Linux 情報
  |----> images                -- ブートとドライバーディスクのイメージ
  |----> isolinux              -- CD からのブートに使用するファイル
  |----> README                -- 本ファイル
  |----> RELEASE-NOTES         -- 本リリース Red Hat Enterprise Linux の
  |                               最新情報
  `----> RPM-GPG-KEY           -- Red Hat からのパッケージ用 GPG 署名
 
    

残りのインストール CDは、RedHat サブディレクトリのみが存在すること以外はディスク 1と同様です。

各ソースコード CD-ROM のディレクトリ構成は以下のようになります:


/media/cdrom
  |----> SRPMS                 -- ソースパッケージ
  `----> RPM-GPG-KEY           -- Red Hat からのパッケージ用 GPG 署名

    

NFS、FTP、HTTP インストールのインストール用ツリーを設定する場合は、すべてのインストール CD-ROM にある RedHat ディレクトリからRELEASE-NOTES ファイル、及びすべてのファイルをコピーする必要があります。Linux 及び UNIX システムでは、次のような手順で、サーバ上にターゲットディレクトリを適切に構築します(各ディスク毎に繰り返します):

  1. CD-ROM を挿入します

  2. mount /media/cdrom

  3. cp -a /media/cdrom/RedHat <target-directory>

  4. cp /media/cdrom/RELEASE-NOTES* <target-directory> (インストール CD 1 のみ)

  5. umount /media/cdrom

(ここで <target-directory> はインストールツリーを含む為にディレクトリまでのパスを示します)

注記

Extras CD-ROM あるいは、他の製品 CD-ROM をコピーしないで下さい。それらをコピーすると Anaconda の正当な動作に必要なファイルを上書きしてしまいます。

そのような CD-ROM は Red Hat Enterprise Linux がインストールされた後でインストールします。

インストール

最近は多くのコンピュータが CD-ROM から自動的にブートできます。このようなマシンの場合は(適切に設定されているなら)、ブートディスクを使用せずに Red Hat Enterprise Linux インストール CD-ROM 1 を直接ブートできます。ブートしたら、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムがスタートし、CD-ROM からシステムをインストールできます。

images/ ディレクトリには、boot.iso ファイルが格納されています。このファイルは ISO イメージで、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムをブートするのに使用します。ネットワークベースのインストールを開始するのに便利です。boot.iso を使用するには、コンピュータが CD-ROM ドライブからブートすることができ、BIOS 設定がそのように構成されていなければなりません。次に、反復書き込み可能な(recordable/rewriteable) CD-ROM に boot.iso を焼き付けます。

images/ ディレクトリに格納されているもう一つのイメージファイルは diskboot.img です。このファイルは USB pen ドライブ(又は他のフロッピードライブより容量の大きいブート可能メディア)での使用の為にデザインされています。dd コマンドで書き込みます。

注記

USB pen ドライブでこのイメージファイルを使用する能力は、システムの BIOS が USB デバイスからブートできる能力に左右されます。

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http://www.redhat.com/mailing-lists

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